中学生が夏休みにヒッチハイクで一人旅に出た話

中学生がヒッチハイクで一人旅に出た話です。

中2の夏 旅日記 8月5日 広島県~福岡県~広島県

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八月五日 広島県~福岡県~広島県

 

 今日、朝起きたらトラックの中だった。そう、オレは旅をしているのだった。すっかり忘れていた。だが、オレはついに瀬戸内海の見える場所まで来たのだ!

 そして、しばらく経つと、ついに下関に入った。ついに来たぜ!本州最西端の市!

 そして、トラックのたくさんある所で降ろしていただき、朝飯までおごっていただいた。なんとありがたい。

本当に、オレはこの旅でいろいろな人に助けてもらっている。ニュースじゃ暗いニュースしか流れないが、この国もまだまだ捨てたものじゃない。

そして、腹いっぱいになったところで、ヒッチハイク開始!一時間程で軽トラックが止まった。このおっちゃんは関門海峡の所まで乗せてくれるという。なので、そこまで行ってもらうことにした。

このおっちゃん、旅好きらしく、自分でもいろいろな所へ旅行しているらしい。そして、関門海峡で降ろしてもらった。

関門海峡を徒歩で渡るには、エレベーターを降りて10分ほど海のトンネルを歩く。原チャリや自転車も通れるが、エンジンを掛けて走る奴がいて頭にきた。

そして、無事九州側へ!ついにやったぞ!オレはここまで一人で来たんだ!

そして、オレは門司まで歩き、門司港レトロの建物などを見て楽しんだ。今までずっと急いでいたが、やっとここまで着いた。だから帰りはゆっくりとゆこう。それにしても、この旅始まって以来、初めて観光した気がする。

そして、だいぶ見て回ってから帰ることにし、5時ぐらいにまた関門海峡を渡って本州に戻った。すると、そこには自転車で旅をしている人がいた。今までも、そういう人がたくさんいたが、やはり夏休みはたくさんいるんだなぁと思った。

そして、ヒッチハイクをしようとすると、重大なことに気づいた。マーカーがない!どうしよう!あれがないと、ヒッチハイクができない。

困っていると、さっきの自転車の旅人が、

「僕のマーカー、二本あるから一本やるよ。」

と言ってくれた。ありがたい。彼は九州へと旅立って行った。

 そして、ヒッチハイク開始!だが、なかなかつかまらない。すると、後ろから一人の兄ちゃんが、

「もうちょっと先までなら、乗っけてってやろう。」

と声を掛けてくれた。この兄ちゃん、どこかハウス加賀谷に似ているが、、とてもいい人だ。そして、車がつかまりそうなポイントで降ろしてもらう。そして再びヒッチハイク開始!

そして、一時間ほど経つと一台の乗用車をゲット!この乗用車の人たちはカップルで、とても親切だ。

 特に姉ちゃんの方はノリがいい。二人は歌の趣味が違うらしく、あれがいい。これがいい。と言いあっていた。 そして、10時くらいに広島の平和祈念公園で降ろしてもらった。

 そして、野宿ポイントを探していると、明日8月6日に平和祈念式典があることを知り、一番乗りで席を取ろうと思い、コンビニでコーヒーとマガジンを買って、徹夜に気合いを入れた。

 公園には、多くのヒッピーや、宗教関係者、報道の人々がいて面白かった。