中学生が夏休みにヒッチハイクで一人旅に出た話

中学生がヒッチハイクで一人旅に出た話です。

中3の夏 旅日記 8月20日(金) 釧路~富良野

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今日は八時ぐらいに起きた。会計の時、堀田さんが5000円中3000円出してくれると言ってくれたが、そんなことはできないと断り、全額支払った。

それから民宿を出てワイン城に行くことになった。なぜかというと、今日は雨が降っているので景色が良い所に行ってもしょうがないからだ。ワイン城では、ワインを作っているところを見学できた。その他、ワインの試飲もできた。

それから、『北の国から』の撮影もやったことがある、何とかの森に行った。別に何もおもしろくなく、森の中にボロッちい丸太小屋があるだけだった。

そして、その駐車場から車で出ようとすると、そのちょっと出た所でヒッチハイカーがヒッチハイクをしていたので、止まってみると、小樽駅に行くというので乗ることになった。しかし、途中で小樽駅はやめにしてこれから一緒に旅をすることになった。こうして23日までの三人旅が始まった。

そのヒッチハイカーの名前は橋さんという。去年はバックパッカーニュージーランドを旅した人で、今年は北海道をヒッチハイクで旅しているという。しかも、面白いことにロングスケボーに乗りながらヒッチハイクしているという。本当にいろんな人がいるものだ。

そして、三人で「富良野拓真館」へ行った。この「拓真館」というのは、プロの有名なカメラマンの人がやっている写真館で、富良野のすごいきれいな景色や大自然の様子を写真におさめたものがたくさん飾ってあった。

その写真館を出た後、すっかり影響された三人は、自分もプロカメラマンになったつもりになって「拓真館」の近くの景色の良い所で写真を撮りまくった。しかし、富良野はマジで景色が良かった。時間的にもちょうど夕日が沈む頃で、とても印象に残る景色だった。

そして今夜の宿を探すことにした。しばらく探すと、「ハチの宿」というライダーハウスを発見した。僕にとっては2回目のライダーハウスだったが、とてもかっこいいライダーハウスだった。普通のプレハブ小屋と炊事場があって、電車を改良した部屋などもあった。

すごくたくさんの旅人がいた。ライダーやチャリダーはもちろん、僕らと同じヒッチハイカーもいた。彼は亮治さんといって、僕と少し被るので、あだ名はRYO2になった。

それから、今日の夕食はみんなで金を出し合って水炊きパーティーをやることになった。水炊きもうまかったが、みんなとたくさんいろんなことを話せてとても楽しかった。そして夜も遅くなったので、今日はもう寝た。