インハウス通訳修行記 ④
インハウス通訳として入社して、2週間目が終わりました。
この間、請求書の翻訳をしたり、
工場の体制監査にくっついて行って製造の現場を見学させてもらったり、
お客様との会議に参加させてもらったり、
製品の検査室で検査機器の操作方法などを教えていただいたりと、
かなり勉強させてもらっています。
お金をいただいて勉強させていただけるというのは、非常にありがたいことです。
ところで前回、ISO/TS16949の対訳本を読み込んでいて、
カタカナで「サイト」や「サイト審査」と訳してあるので、
webサイトのことかと思って読んでいくと、どうも理解出来ないので、
「現場」や「現場監査」の誤訳なのではないかと書きましたが、
あれは決して誤訳ではありませんでした。
審査用語で「サイト」という言い方をするそうです。
専門用語が多くて、かなり大変です。
会議などでもそうですが、朝礼、終礼で皆さんが発言される内容ですら、
理解できないことが多々あります。
日本語ですら理解できないものを、英語で伝えようとするのですから、なおさら大変です。
ちなみに、ISO/TS16949の対訳本も、日本語の方を読み込んでも内容がわからないので、主任に解説本をお借りしました。
まずは、この日本語の解説本でインプットした方がよさそうです。